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菌糸がつなぐデジタルの波紋:江津湖に現れた「キノコの魔法」と38人の勇者たち

2026年6月WING SCHOOLの子どもたちにキノコラリーをお届けしました🍄

WING SCHOOL | じぶんでいい学校 熊本県のオルタナティブスクール、WING SCHOOLの公式ホームページです。 オルタナティブとは、違う選択肢を意味する言 wingschool.jp

1. はじめに:江津湖の風とキノコの予感

6月の熊本。湿り気を帯びた江津湖の風が、頬をなでる季節。太陽の光を浴びてキラキラと輝く湖面からは、どこか懐かしい水の匂いが漂ってきます。そんな穏やかな景色の中に、この日、目に見えない「冒険の扉」がそっと開きました。

私たち「マッシュ&ルーム」が大切にしているのは、ICTという魔法を使って、日常をワクワクする冒険へと塗り替えることです。今回の舞台は、WING SCHOOL。

江津湖についての調べ学習をしている子どもたちがいて、現地調査をする中で、たくさんのゴミが落ちていることに気づき、ゴミ拾いなども積極的に頑張りながら、調査を進めているということ。

さらに、その子たちが、江津湖についてのクイズを作っているという情報をゲット。見せてもらうと、江津湖の魂に触れる内容にこだわったクイズではありませんか。

その想いがキノコ魂に火をつけました。デジタルのコード一本一本を、子供たちの笑顔へとつなぐ菌糸のように張り巡らせる。スマートフォンという「魔法の鏡」を手に取った瞬間、いつもの公園が伝説のフィールドに変わる——。そんな予感に満ちた冒険の幕開けでした。

2. 冒険の設計図:ICTという「魔法の道具」で解き明かす江津湖の謎

なぜ、わざわざICTを活用したラリーにするのか。それは、技術が「知りたい」という心の鍵を開ける魔法になるからです。数行のJSONデータが、現場では無限に広がる神秘の森へと姿を変えます。

今回の「キノコラリー」には、子供たちが物語の主人公になれるRPGの仕組みをふんだんに取り入れました。

  • 遊びを加速させるシステム: 傷ついた体を癒やす「宿屋」、最強の火術「エギラゴンの呪文」が眠る宝箱。そして、深淵に待ち構える魔王「モリノシシャ」。これらの要素が、単なる知識の確認を「命がけのミッション」へと昇華させます。

  • 知的好奇心を刺激するミッション: クイズは江津湖の魂に触れる内容にここだわって、子どもたちが作ったものです。加藤清正公が築いた堤の歴史、50種類もの魚たちが織りなす生態系。

QRコードを読み取るたびに、「清正公の知恵」などといった、目に見えない世界の断片が鮮やかに映し出されていくのです。

3. フィールドの熱狂:38人の勇者たちが生み出した奇跡

イベント当日、江津湖には38人の勇者たちが集結しました。湿度の高い空気の中、スマートフォンをクリックする音と、歓声が共鳴し合います。

私たちの手元に届いたデータには、凄まじい熱量が記録されていました。総活動数は188回。特に活動が集中した6月20日には、一日に119回 ものミッションが実行されました。全体クリア率は81%という高い数値を叩き出し、フィールドのあちこちで「グリム・マイコ」や「マイセリア・クイーン」といったモンスターに立ち向かう声が響いていました。

参加者の57.9%が正義感あふれる「勇者キノコ」を選ぶ一方で、18.4%が「ただのおじさん」というシュールなキャラクターを選び、現場に笑いの渦を巻き起こします。

4. キノコ・エンジニアの眼差し:データが教えてくれた「一歩」の価値

エンジニアの視点でデータを眺めると、面白い発見があります。例えば、「江津湖クイズ3の正解率は56%でした。ほぼ半数の子供たちが、この「時間」の壁に一度は阻まれたのです。

しかし、この56%という数字こそが、学びが遊びに変わる「Latency(遅延)」の面白さだと私は感じます。その分、正解した瞬間の子供たちの瞳は、どんな高精細なディスプレイよりも輝いていました。

「大人の一歩を子どもたちの百歩に」。これは私の揺るがない信念です。エンジニアが地域活動という「第3の居場所」で少しのコードを書き、一歩踏み出す。その技術が魔法の杖となり、子供たちの世界を百歩分も広げていく。仕事としてのIT開発では効率が求められますが、ここでは技術は「心の波紋」を広げるために存在します。データの中に、単なる数字ではなく一人ひとりの「驚き」が透けて見えるとき、これこそが技術の正しい魔法の使い方なのだと確信します。

5. おわりに:広がる菌糸のように、ワクワクを次へ

今回の冒険を共に作り上げてくれた「エリンギさん」、そして現場を支えてくれた「しいたけさん」や「なめこさん」といったスタッフの皆さん。そして、全力で「勇者」になってくれたWING SCHOOLのみんなに、心からの感謝を捧げます。

江津湖にまかれたワクワクの種は、いまも地中で菌糸を広げ、次なる冒険の準備を始めています。ICTという魔法が、またどこかで誰かの笑顔を咲かせる日も、そう遠くはないでしょう。

ご一緒しませんか?

ちょっとのITとICTでちょっとの笑顔とワクワクをこれからもお届けします。

マッシュ&ルーム 創造せよ!頭にキノコが生えるまで マッシュ&ルーム(通称キノコ) 主に品川区を中⼼に活動する任意団体。仕事や会社の枠にとらわれず、⼦供たちの笑顔のため、お年 mashandroom.org

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